今日は不動産業者としては驚きのニュースがありました。
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関西みらい銀行、偽造書類で融資 住宅ローン251億円
関西みらい銀行は18日、和歌山支店の一部行員が取引先の住宅販売会社の持ち込んだ住宅ローンの審査書類の偽造を知りながら融資を続けていたと発表した。2005年2月から19年10月までの間で、融資額は計251億円に上る可能性がある。住宅ローンの利用者に被害は生じていないとしている。 住宅販売会社は住宅ローンを通りやすくするため顧客の勤務先を偽った資料や、収入を上乗せした書類などを持ち込んだ。一部の住宅ローン利用者は虚偽記載を認識していた。
なんと!( ゚Д゚)
完全にアウトですね・・・
私は中部圏の不動産屋なので
あまり知りませんが
関西みらい銀行って住宅ローンではかなり人気の銀行だと聞いていましたが・・・(:_;)
今回、
もちろん悪いのは偽造書類を知りながら不正融資を行った行員でありますが
、同時に不動産会社もめちゃくちゃ悪いです
なぜ、会社名が出ていないのかと思うくらい・・・
不動産屋の立場から言えば
確かにお客様が購入できるか否なのか
事前審査で確かめなければいけません。
ここでダメなら、不動産屋もお客様もまたいずれ審査が通るようになるまで
(場合によっては何年もかかりますが)待つしかないんです。
諦めなければいけないときは、悲しいことですがあることです。
ただ、こんな時に
今回の事件のような不動産屋が
何とか虚偽の書類を作成してでも
審査を通してしまう。
数字の追われる営業マン。
きっと上手にお客様に説明してしまうんでしょうね・・・
おそらく虚偽の修正をするとしたら
年収、
勤続年数、
といったところでしょうか・・・
こんな不正融資が続けば
不良債権を抱えることは目に見えてると思いますが
今回のような不動産屋は、売っておしまい
焦げ付いても関係ないということなんでしょうね・・・
これだからいつまでたってもグレーな業界に見られてしまいます(*_*)
普通はこんなことしませんからね!
第一、宅建業免許がなくなってしまいます。
最後に
不動産屋に行って、事前審査の話が出たときに
こんなことを言われたら
その会社は信用できないでしょう。
「お客の事前審査書類はこちらで記入しておきますね。」
事前審査書類は、絶対に本人の自筆じゃなきゃダメです。
代わりに書くなんてことは通常あり得ません。
※個人情報欄ではなく資金計画欄や物件に関する情報は業者が書くことはありますよ。
※個人情報保護法により代筆は絶対に許されません。
中には事前審査でも3~5銀行くらい記入する場合もあり
おんなじことを永遠と記入していると
代わりに書いてくれてもいいのに
と思うこともあるかもしれませんが
そんな不動産屋こそがきちんと信用できる業者なんですよ!
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